計画は現実に合わせるもの

システム構築の計画は、実行する人を考慮して変化されなくてはならない。

なぜなら、プログラムを作る速さは作る人よって違うからだ。

たとえば、下記のAさんBさんを比べてみる。

Aさん
・入社2年目
・主力製品を以前ちょっと触ったが、ほぼ別の製品をいじってる
・今回、初めて主力製品を本格的に開発することになる
・主力製品の開発に必要な業務知識・開発知識はほぼない

Bさん
・入社10年目
・主力製品を入社以来いじっている
・今回も主力製品に関わり、他のプロジェクトで今回作るものに似たものを作ったことがある
・業務知識・開発知識ともにかなりの経験を積んでいる

この2人を比べたとき、Bさんのほうが作るのが早いというのは明らかにわかる。

もし、このことを考慮せずに計画を組んだ場合。つまりAさんとBさんが同じものを同じ期間で作るように計画されている場合。その計画は遅れが埋め込まれてスタートしている。

だから、計画を組む際には、それを実際にやる人の力量を勘案しなくてはならないのだ。*1

*1:それ以前に力量を把握する必要がありますが。