開発者にはノートPCを与えよ

ノートPCねだったら却下された

先日、会社で支給されるPCとしてノートをねだったら「開発者はデスクトップの方がいいよ」と言われ、またそのとき余ってるノートPCもなかったために、デスクトップPCが支給されることになった。それはおかしいだろと思いつつ、機を見てノートPCを勝ち取るために意見をまとめておく。なお前提として社内で開発する人が多い組織での話です。

開発者はノートPCを使ったほうがいい

開発者は自席以外での作業が意外に多いためノートPCのほうが仕事がしやすい。

開発者の仕事

少なくとも私が「ノートPCだったら…」と思った仕事には以下のようなものがあります。

仕事 内容
開発時 わからない点を画面を見せながら教えてもらう
進捗会議 進捗の更新、タスクの整理
社内勉強会 会議室で話を聞きながら調べたり手を動かしたりする

・デスクトップPCだと

開発時

教えてもらうのに自席に来てもらわなくてはならない。やりとりとしては

  1. 「教えてください」
  2. 「来てください」

という段階を踏む必要がある。「教えてください」だけならあまり気を遣わないけれど、「来てください」だと嫌な顔をされることはないまでもけっこう気を遣う。

進捗会議

進捗管理表やタスク一覧を印刷して各自に配り、一つ一つ確認して状況が変わったものを紙に書き込み、タスク管理システムに反映させる。情報を一回紙に蓄積させるため情報の損失や反映漏れといった人的ミスが発生する。情報を直接更新するよりも情報損失のリスクが高くなる。

社内勉強会

PCを持ち運べないので参加しても関連情報をすぐに調べられないし、話を聞いてるだけしかできない。実際にやってもらう形式の勉強会はできないし、講義形式であっても資料を事前に印刷する等の配慮が必要になる。結果、会を継続させるのが楽でなくなる。

・ノートPCだと

開発時

教えてもらうときPCを持っていってその場で見てもらえる。「教えてください」だけで済むので心理的ハードルが低い。

進捗会議

進捗表やタスク一覧をその場で更新できる。

社内勉強会

話を聞きながら調べたりその場で実際に試せる。勉強会の形式も増える。

まとめると

ノートPCだと情報をその場で更新できて業務効率が良くなる。また、手を動かす形式の勉強会などはノートPCでないとできない。こういったことから開発者にはノートPCを優先的に融通してください。